講師紹介

プロフィール

藤永智也(ふじなが・ともや)

ヘルスタイムマネジメント講座 主宰

 

学生時代、半年の実務実習で薬剤師は薬を渡すことだけに終始しており、6年間も勉強するのに誰でもできるような仕事しかしないと思っていたので、薬剤師になることを諦めかけていました

しかし、研究の一環で救急現場を目の当たりにした時、医師や看護師の姿を見て感動し、目の前の患者さんを救える薬剤師になることを決意しました。

その後、薬を売らない薬剤師として薬局と病院も9年で1,000人以上の薬を減薬に導いてきました。

月の残業100時間以上からゼロにした時間管理の考え方を自分自身の実生活に応用したら、下痢、肥満など体の不調が解消されました。

今では、薬に頼らない生活をしています。

ヘルスタイムマネジメント講座を始めたきっかけは?

私は、幼少期、アトピーを患っており、ヤクルトを飲んだだけでも呼吸困難になるくらい重度な症状が出ていました。

そのため、母親がアレルギー物質を摂取しないように食事管理を徹底してくれたおかげで、成人してからほとんどアトピー症状に悩まされることなく生活しています。

頭では健康的な生活が体に良いことは分かっているけれど、親元を離れてから15年以上、食べ過ぎ、夜更かし、運動不足など不健康な生活を続けていました。

なかでも、社会人になってからは残業が常態化しており、ひどい月には100時間以上の残業をこなしていました

不健康な生活がさらに悪化し、それとともに下痢、不眠、肥満など体調も悪化してきました。

このままでは、体がもたないと思い、残業を減らすために時間管理を徹底しました。

そのおかげで3年後には残業時間をゼロにすることができました。

そこで、残業時間をゼロにした時間管理の考え方で生活習慣を改善できないかと考え、自分の実生活に試すことにしたのです。

すると、簡単に生活習慣が改善され、病院に行っても治らなかった下痢、不眠、肥満(体重-10㎏)など体の不調が解消されました。

自分自身の成功体験を体系化したのが「ヘルスタイムマネジメント・メソッド」です。

自分と同じように生活習慣を改善できなくて悩んでいる人の役に立つためにヘルスタイムマネジメント講座を始めました。

 

なぜ薬剤師なのに薬ではなく、生活習慣の改善なのか?

薬剤師として働いてきた薬局や病院の現場で”医療の限界”を感じています。

医療者が最新で高度な医療を提供しても患者さんの不健康を解消できないことを多く経験してきました。

たとえば、塩飴を食べるなど食生活が原因で入退院を繰り返している心不全の80代女性

息切れ、呼吸困難、食欲不振などを主に訴え年3回ほど入院する患者さんです。入院中、適切な治療がなされ、規則的な集団生活と専門的な医療者の支援といった環境が整うため健康的な生活習慣に改善されます。しかし、入院中、他者に依存した生活を送っていたため、退院後、自分自身で健康的な生活を送れず、生活習慣が乱れてしまいます。そのため、入院するというサイクルを繰り返しておられます。

もう少しイメージしやすい例でいうと、風邪です。

毎年風邪薬を飲んでいる方いますよね。年に一回の方もいれば2回以上風邪を引く方もいます。これは何故でしょうか?睡眠不足・栄養不足・運動不足など悪い生活習慣の影響で免疫力が下がり、ウイルス感染しやすくなるためです。風邪の例をみるとわかるように、薬は対症療法であり、生活習慣が改善されないと風邪に限らず、繰り返しウイルス感染や病気にかかりやすくなるのです。

このように、患者さんが健康的な生活習慣を続けなければ、医療者は、適正な薬物治療を行っても、本当の意味で患者の苦痛を解消することができません。

ここが医療の限界なのです。

では、どうすれば健康でいられるのか?

それは、個人が自分の健康を自分で守るしかないと考えています。

 

人生の最期まで好き勝手に生きられる世界

私は小さいころから長生きすることが良いことだと両親や祖父母から教わってきました。

「好き嫌いしてご飯食べんかったら長生きできへんでー」

「夜更かししとったら長生きできへんでー」

「長生きしとったら良いことあるんやでー」

しかし、薬剤師として病院や薬局の医療現場で働いていると

「早く死にたい」

「生きてる意味がないわ」

「生きてるのに楽しみがないわ」

というように生きがいを失っている患者さんに多く出会いました。

世の中には、長生きしているにもかかわらず健康が足かせとなって幸せを感じられない人が多くいることに気づかされたんですよね。

こんな状況をどうにかしたいと思い、私は一人ひとりが長生きを喜べる世界を創ることを決意しました。

患者さんは、自分の思い通りに生活ができないから不満を感じ、個別に理想とする健康の形が違うものです。

あなたが望む理想の健康は、あなた自身の意思決定と治癒能力で決まります。

そのため、健康維持のために健康の知識やノウハウを適切に使用するヘルスリテラシーを最大化する仕組みが必要なのです。

 

薬に頼らない人生をデザインする

健康は、人が生きていくために必要な条件であり、誰もが重要性を認識しています。

しかし、「いざ病気になったときに適切な行動をとれる人」「健康維持に関心のある人」は少ないものです。

なぜなら、ヘルスリテラシーを向上する教育システムが世の中にないからです。

そこで、私が実行することは”薬に頼らない人生をデザインする”仕組みの提供です。

他人に依存した健康維持では、あなたが本当に望む健康を手に入れることが出来ません。

しかしながら、個人が正しい健康の知識を上手く活用できれば自分の健康を自分で守ることができます

ヘルスタイムマネジメント講座では、自分自身の治癒能力を上げるために生活習慣を改善し、薬に頼らない生活を手に入れることを支援します。

一般的なプログラムでは、食事・睡眠・運動についてバラバラに教えますが、これでは薬に頼らない生活を手に入れられません。

本講座では、個別の生活習慣に基づきワンストップで健康的な生活が続けられるように1on1サポートをします。だから、薬に頼らない生活が手に入るのです。

自分自身の治癒能力を最大化するヘルスタイムマネジメント・メソッドを身につけた後は、意思決定力を最大化にする継続サービスも用意しています。

私は、誰もが人生の最期まで好き勝手に生きられる世界を創ります。

どうぞよろしくお願いいたします。